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改訂二万枚る

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conception×sis

Conception×sis
   ★★★
「もう圭太も高校生だからな。いいぞ、お姉ちゃんたちとセックスしても」
 高校の入学式の夜、家族五人揃っての夕食時に、何の前振りもなく父さんが言った。唐突な発言に、俺は口の中の味噌汁を噴き出しそうになった。
「ちょっ、待てよっ! 親が言っていい台詞じゃねえだろっ!」
 そう叫んだ後に二人の姉を見ると、あこ姉は頬を染めて恥ずかしそうに俯き、りこ姉は真剣な顔を俺へと向けている。ちなみにあこ姉とりこ姉は双子で、俺との年齢差は一歳。二人ともこの春に俺と同じ玉秀高校の二年生になった。
「いいじゃないか。お前たちは父さんと母さんの連れ子同士。血縁じゃないんだから、ガンガン犯りなさい」
 父さんは笑いながらそう切り返してきたが、俺からすれば冗談では済まされない放言だ。確かに俺は父さんの実子、あこ姉とりこ姉は母さんの実子で、血は繋がっていない。だが、真性ブラザーコンプレックス気味の二人の姉は、常日頃から俺の隙を突いては性的な意味で襲い掛かってくる。具体的に言えば、唇を強引に奪って舌を入れてきたり、朝勃ちしている陰茎を直接擦ってきたりするのだ。今のところ何とか貞操は保たれているが、父さんが許可など与えたら近日中に奪われることは確実だ。ここは何としても発言を撤回させなければならない。
 箸と味噌汁の椀をテーブルの上に置き、俺が再び怒鳴り付けようとすると、それまで穏やかな笑みを浮かべていた母さんが平素の口調で問い掛けてきた。
「圭太は、あことりこ、どっちと結婚するの?」
「……はぁ?」
「実はね、近所の奥さんたちと賭けてるのよ。圭太がどっちと出来ちゃうか」
「おおっ、それは父さんも興味あるなぁ」
「子供で遊ぶなあっ!」
 以前から薄々感じていたことではあるが、父さんだけでなく母さんもおかしい。常識的に有り得ない。確かに俺はあこ姉もりこ姉も好きだが、それは家族の一員としてだ。子供の頃には両方と結婚したいなどと考えたこともあったが、物心ついた現在では世間から後ろ指を指されるような間違いを犯す気はない。
「圭ちゃん、私と結婚してよ。何でもしてあげるから」
 意を決した表情でそう言ってきたのはあこ姉だ。名前は住之江あこ。双子の姉に当たる。いつも前髪をヘアピンで留め、肩まで届く黒髪を後ろで括っている。しっかり者で世話好きだが、些細な事で暴走し易い性格でもある。りこ姉のように常時大胆に迫ってくる訳ではないが、油断しているとそれ以上に過激なことをしようとする危険な姉だ。
「圭太、私を貰って。何でも言うこと聞くから」
 媚びた視線を向けてくるのはりこ姉だ。名前は住之江りこ。双子の妹になる。何か願掛けでもしているのか、常に左頬に絆創膏を張り、腰まで伸ばした黒髪をポニーテールに纏めている。日頃からマイペースで性的好奇心を隠すことなく、事ある毎に俺を誘惑しようとする恐ろしい姉だ。
 とは言え、共に幼児体型で色気は殆ど無いものの、容姿端麗で性格も悪くはなく、以前は揃って毎日大量のラブレターを家に持ち帰って来てもいた。そんな二人から結婚を迫られて、正直に言えば俺としても嫌な気分ではない。しかし、姉は姉だ。
「んなこと無理に決まってんだろが。父さんも母さんも姉ちゃん達も、冗談は止めてくれ」
「圭ちゃん、私、本気だよ?」
「圭太、私も本気だぞ?」
 姉達は真摯な口調でそう述べてきたが、本気であるからといって認めてやれるような問題ではない。しかし、一筋縄では説得出来そうになく、俺が対処方法について悩んでいると、母さんが更にとんでもないことを言い出した。
「あらまあ、モテモテね、圭太。じゃあ、こうしたらどうかしら? 先に妊娠した方が圭太のお嫁さんになるの」
「おおっ、流石は母さん。圭太、そうしなさい。判り易い」
「アホかああっ! 判り易けりゃいいってもんじゃねえだろがああっ!」
「圭ちゃん、私達はいいんだよ? だから落ち着いて」
「私もあこも、もう圭太の赤ちゃんを産む覚悟は出来てるから」
 家長命令だろうが、本人達が了承していようが、駄目なものは駄目だ。大体、今日の入学式の後に顔見知りの先輩に聞いたところでは、姉達が最近ラブレターを持ち帰らなくなったのは、周囲にブラザーコンプレックスであることを公言して憚らないからだと言う。故に入学直後から教師や上級生達に目を付けられることになるかも知れず、今後の学校生活を考えただけでも頭が痛いのに、これ以上難題を増やすつもりはない。
「俺はいつか、ちゃんとした彼女を作んだよ! ちゃんと恋人を作んのっ!」
「お姉ちゃんたちだって、ちゃんとした女の子だろうが」
「圭太は母さんが産んだ二人に欠陥があるとでも言うの?」
「圭ちゃん、じゃあ、まずは恋人同士になろうよ?」
「私は圭太が望むなら、最初から性奴隷でもいい」
 俺は席を立ち、食事を中断して自室に逃げ込むことにした。こんなことを真顔で言う家族と一緒に飯を喰うよりは、空腹を抱えながら不貞寝する方がマシだ。
「おや、話の途中で席を外すのか? 父さん、そんな圭太には学費出してやれないなぁ」
「母さん、圭太のお小遣いの増額を考えてたのに、残念だわ」
 似た者夫婦が脅してくる。仕方なく俺は自席に座り直し、殊更不機嫌な口調で言葉を放った。
「……どうすりゃいいんだよ?」
「だから言ってるだろう? あことりこ、二人とセックスをして、先に妊娠した方がお前の結婚相手だ。ふふ、初孫かぁ」
「ホテル代とかスタミナドリンク代とか必要な時は言いなさいね? 母さん、ちゃんと出してあげるから」
 俺は湧き上がる怒りと遣る瀬無さを抑え、可能な限り冷静になって考えを巡らせ続けた。社会通念や常識はこの中年男女に通用しそうにない。ならば法律はどうだ?
「……血縁じゃなければ家族でも結婚出来るのかよ? それに俺、まだ十五歳だぞ?」
「そのことなら民法上、問題なさそうだ。お前が十八になったら籍を入れればいい」
 どうやら質問を想定して既に色々と調べてあるらしい。無駄に頭が回るのが父さんの嫌なところだ。他に策はないかと思案していると、あこ姉とりこ姉が少しばかり小声で囁き掛けてきた。
「圭ちゃん、私、処女だけど宜しくね?」
「圭太、私も初めてだけど、痛くても我慢するから」
 狼狽える俺に止めを刺すように、父さんが続け様に口を開いた。
「お姉ちゃんたちだって普通のか弱い女の子だ。初めての時は優しくするんだぞ?」
「それ以後は優しくしなくていいのかよっ!」
「それはまあ、お前の趣味の問題だからな」
「アダルトグッズ代とかハンディマッサージャー代とか必要な時は言いなさいね? 母さん、ちゃんと出してあげるから」
「圭ちゃんになら、私、どんなことされてもいいよ?」
「圭太、私、痛いのも楽しめる大人の女になりたい」
 俺はテーブルの上で頭を抱え、この家の子供であることを心から恨んだ。
   ★★★
 その後、入浴を終えてTシャツとスウェットパンツという出で立ちで自室に戻ると、ベッドの上の掛け布団が妙な形に膨らんでいた。恐る恐る剥いでみたところ、案の定と言うべきか、あこ姉とりこ姉が下着姿で横になっている。あこ姉は薄いピンクのブラジャーとショーツ、りこ姉は緑と白のストライプのブラジャーとローレグパンツという格好だ。共に俺を見て妖しく微笑み、両腕を開いて招くような仕草を見せてくる。俺だって年頃の男だ。人並みに欲情はするし隠れて自慰だってする。だが、何度も言うように姉は姉なのだ。相手がどんなに望んでいようとも許されないことがある。
「何やってんだよっ。ここは俺の――」
 言葉の途中で両腕を掴まれ、俺はベッドの上に引き倒された。手の平が姉達の乳房に触れてしまい、慌てて仰向けになったところで、左側からあこ姉、右側からりこ姉が圧し掛かってくる。
「圭ちゃんも初めてだよね? 私が貰っちゃってもいい?」
「あこ、ズルい。私も圭太の初めてが欲しい」
「ちょっ、待てっ! いい加減にしろっ! うっとーしいんだよっ! このブラコンっ!」
 力一杯怒鳴り付けると二人は表情を曇らせ、示し合わせたかのように真摯な口調で訴え掛けてきた。
「違うよ、圭ちゃん。確かに私達ブラコンだけど、それは圭ちゃんが弟だから……」
「弟だから好きなんじゃない。一人の男の人として圭太のことが好き。大好き」
 いつもの二人ならばこんな時、少なからず戯けた雰囲気を纏っているのだが、あこ姉もりこ姉も目尻に涙を浮かべている。故に俺は困惑した。姉達が冗談交じりでなく、こんな風に切々と真情を告げて迫ってきたのは初めてのことだったからだ。気持ちが揺らいで二人の方へと傾きそうになるが、その想いを一旦受け入れてしまったならば、一緒に住んでいることで先々歯止めが効かなくなってしまうだろう。ならば自分に言い聞かせる為にも、ここは強く拒絶の意を示しておかなければならない。
「けど――」
「「弟相手にこんなことしてるんじゃないの。好きな人相手だから、いいよね?」」
 俺の否定の言葉を遮ろうとするかのように、姉達は異口同音に囁き掛けてきた。自然と鼓動が早くなり、頬が熱を帯びてくる。どれだけ頭の中で否定しようとも、二人の容姿や性格は俺の好みそのものなのだ。一歳年上とは言え、可愛らしく甘えてくることも頻繁にある。もしも誰かに取られるようなことがあれば、俺は悔しさのあまり涙してしまうだろう。
 受け入れられない、でも好きだ。世間が許さない、しかし結婚はできる。妊娠させてしまうかもしれない、けれど当人達を含めて家族は皆賛成している。そんな風に思いを巡らせている内に、俺は自然と姉達との関係を望み、それが自身の素直な感情であることに気が付いた。同時に今迄抑え付けていた欲望が、身体の中に沸き上がってくる。しかし、それでもたった一つ、俺にはその劣情に従えない理由があった。
「……どっちか一人なんて選べねえよ。だから駄目だ。父さんたちの言うようなこと、する訳にはいかねえよ」
「じゃあ三人でしようよ。りこと一緒でも私は別に構わないし」
「相手が圭太とあこなら、私も3Pでいい。むしろ、そんな初体験がいい」
 二人の非常識振りに、俺は深々と溜息を吐いた。真顔で内心の迷いを告げた自分が馬鹿に思えてくる。
「……んなこと言われたって、結婚は一人の相手としか出来ねえんだぞ?」
「私は圭ちゃんがりこと結婚しても、一緒にいられるのなら構わないよ?」
「圭太の子供さえ産ませてくれるなら、私は別に愛人でもいい。でも週に七回は相手して」
 言葉を交わす度に恋慕の情が冷めていく。何よりこの二人、双子ということもあって根本的な発想が一緒なのだ。それでもここまで言われた以上は、俺も覚悟を決めるべきなのかもしれない。
「……その時になって痛みに泣いても、文句は一切言わせねえかんな?」
 半ば脅しの意味も含めてそう告げたのだが、姉達は心底嬉しそうに笑い、俺の身体にしがみ付いてきた。
「それって、私たちの初めてを貰ってくれるってことだよねっ?」
「圭太っ、嘘じゃないなっ? エッチしてくれるんだなっ?」
 無言で頷くと、二人は共に涙ぐみながら俺の頬に唇を押し付けてきた。
   ★★★
 二人の想いを受け入れる気にはなったものの、即座に性交を要求するほど俺は鬼畜ではない。自らを律し、姉達を制御する為にも、まずは三人の間での約束事を決めておく必要がある。添い寝は許可、相手の部屋に入る際にはノック必須、勝手にキスしてきたり、互いの身体に触れたりすることは禁止、他にも諸々の条件を言い渡していると、二人は揃って拗ねた顔付きになった。
「それじゃ今迄と何も変わらないじゃない。圭ちゃんはそれでいいの?」
「圭太、もしかして私達のことを騙してるのか? このままエッチしないつもりなんじゃ?」
「んなことねえけどさ、別に慌てなくても……」
「じゃあ、何時になったら圭ちゃんとエッチ出来るの?」
「私は今したい」
 りこ姉は短く呟くと俺のスウェットパンツの中へと手を潜り込ませ、トランクスの上から陰茎を撫で上げ始めた。あこ姉も間を置かずして俺のTシャツを捲り上げ、乳首に舌を這わせてくる。
「ちょっと待てっ! 今約束したばっかだろっ? これじゃレイプじゃねえかっ!」
「でも圭太だってホントはしたいんだろ? こんなにオチンチンをガチガチにさせて……」
「れろっ……んちゅ……ふふっ、圭ちゃんの乳首甘ぁい……んっ……こっちの乳首も……ちゅぷ……んれっ……美味し……」
「何をっ……くっ……うぅ……んんっ……あうっ……」
 二人を払い除けようにも、何時の間にか肘や膝などの関節を押さえ付けられており、自由に手足が動かせない状態で次第に快感が高まってくる。
「ほら、気持ちいい声出ちゃってる。圭太だってエッチしたいよな? ちゃんと言ってくれたら直に擦ってやるぞ?」
「りこってば、独り占めにする気? 私にもちゃんと触らせてよ」
 あこ姉はそう言って身体の向きを変え、あろう事かトランクスの中へ片手を差し入れてきた。
「んあっ……」
「あっ、ごめん。直接触っちゃった」
「何やってるんだ。焦らしてんのが台無しじゃないか」
「でも凄いよ、これ。いつもより大っきくて熱くて。もう先っぽの方ヌルヌルしてるし……」
「あこの方こそ独り占めにする気か? こうなったら私も本気を出すぞ」
 りこ姉は上体を起こして場所を移動し、スウェットパンツとトランクスを纏めて引き摺り下ろすと、それらを素早く足首から抜き取った。右半身の拘束が解けたにも関わらず俺が抗わなかったのは、それ程までにあこ姉の手による愛撫が心地良かったからだ。絶妙の速度で茎部を扱き上げながら、我慢汁の漏れ出ている尿道口に指の腹を押し当ててくる。
「んっ……あこ姉っ……くうっ……何でそんなっ……はうっ……上手くっ……」
「圭ちゃんのことなら何でも判るよ? 誰よりも大好きだから……」
「圭太の一人エッチを何度も隠れて覗いてただけだろ?」
「りこだっていつも一緒に見てたじゃない。手の動かし方とか速さとか、エッチな本とかも参考にして、二人で色々と研究したでしょ」
「まあ、な。では、私もその成果を圭太に確かめて貰おう」
 りこ姉は脱力し掛かっている俺の両脚を大きく開き、その中心へと顔を埋めてモゾモゾと動き始めた。当初は何をしようとしているのか理解出来なかったが、奇妙な感覚が陰嚢へと訪れ、それはすぐに深い悦楽へと変わった。
「んあっ? あっ……あっ……ああっ……くうっ……ひあっ……ああっ……」
「うわぁ、オチンチンからヌルヌルがどんどん溢れ出てくる。男の人って、ホントにタマタマ舐められるの気持ちいいんだ」
 一物への奉仕を継続しているあこ姉の言葉通り、りこ姉は袋の上から睾丸を口に含み、鼻息を荒くしながら舌で舐め回していた。時には強く吸い上げ、一旦解放した後で宥めるように顔を擦り寄せ、次いで改めて口中へと取り入れていく。
「んちゅっ……ぢゅるっ……れるっ……んふっ……んあっ……れろっ……ぶむっ……もごっ……」
「んくっ……もう俺っ……あうっ……我慢がっ……」
「いいよ、圭ちゃん。我慢せずに出して。圭ちゃんが出すとこ見せて」
「ううっ……あこ姉っ……くうっ……りこ姉っ……ひあっ……くうううっ!」
 叫び声を放った直後に射精を開始すると、あこ姉は穏やかに微笑みながら唇を重ねてきた。互いに舌を絡め合いながらも姉達の献身は続き、俺が全ての放出を終えると共に、りこ姉が再び右隣に寄り添ってくる。
「お疲れ様、圭太。気持ち良かったか?」
「はぁ……はぁ……凄かった……」
「圭ちゃんが自分でするのより?」
「はぁ……はぁ……うん……」
「なら良かった。それじゃ、あこ」
「うん、判ってる」
 二人は互いに頷き合うと、俺の腹部に飛び散った精液を集め始めた。一滴も残さないようにと考えているのか、指で丁寧に掬っては、もう一方の手の平の上に擦り付けていく。肉棒に触れ続けていたあこ姉の右手は元より粘液に塗れていたが、わざわざそうすることの意味が判らず、俺は余韻に浸りながらも姉達に問い掛けた。
「はぁ……何やってんだ? 手が汚れちまうぞ?」
「それはね、こういうこと」
 あこ姉はそう言って両手を自身のショーツの中へと入れ、ゆっくりと動かしながら甘く鼻を鳴らし始めた。反対側へと顔を向けてみると、りこ姉も全く同じ事をやっている。
「えっ? あっ! ちょっと待てっ! そんなことしたらっ!」
「ふぁ……妊娠しちゃうってこと? はぅ……だってそれが目的だもん……んぁ……圭ちゃんがエッチしてくれないなら……くぅ……勝手に赤ちゃん作っちゃうんだから……」
「んぅ……私達は本気だぞ……はぁ……圭太はいいのか? ひぅ……こんなことで妊娠しちゃっても……ひぁ……エッチしてないのに赤ちゃん出来ても……」
「判ったからっ! ちゃんとするからっ! だから取り敢えず止めてくれっ!」
 俺がそう怒鳴ると二人は下着から腕を抜き、顔を見合わせて満足そうに笑った。
   ★★★
 指先の汚れをティッシュで拭き取らせた後で、俺は姉達を連れて風呂に入り直すことにした。二人が自らの股間に塗り付けた精液を早く洗い流してしまわないと、本当に処女懐妊となってしまう恐れがあるからだ。時既に遅しということも充分に考えられるが、出来るだけの処置はしておきたい。
 脱衣所に辿り着くと二人は躊躇うことなく下着を脱ぎ始め、瞬く間に一糸纏わぬ姿となった。身体付きは殆ど同じで、上向きに尖った薄い乳房、その先端の桜色の突起、僅かな陰毛さえも惜し気もなく晒してくる。
「ふふっ。圭ちゃん、目付きがエッチ。私の身体を気に入ってくれたのかな?」
「私の身体は? これ全部、圭太の物だぞ?」
 俺は返事の代わりに二人の腰に手を回し、華奢で愛らしい裸身を力強く抱き寄せた。急いでシャワーを浴びさせなければと判ってはいるものの、少しばかりはその肌の温もりを感じていたい。
「圭ちゃんのオチンチン、また大っきくなってきてる」
「圭太は意地っ張りなのに、オチンチンは素直で可愛いな」
 りこ姉の発言に俺は内心狼狽えた。思い返してみれば、確かに先刻の行為の最中、俺は曖昧な態度しか示していない。そのことで二人の気持ちを傷付けているのであれば、迷うことなく本心を告げて安心させてやるべきだろう。心情を口にすることで感情の抑制が効かなくなってしまうかも知れないが、何よりこの先、自分の想いを誤魔化したまま姉達と関係を結ぶことは出来ない。
「……本当のところ、常識とか世間体とか考えて、我慢してた部分もあった。こういう関係になるのは悪いことだって、ずっと自分に言い聞かせてた」
「え? 圭ちゃん? 何?」
「圭太? 急にどうした?」
「でも、もういいや。非常識と言われたって、隣近所から白い目で見られたっていい。本当は俺だって、あこ姉とりこ姉のことが好きだ。大好きだよ」
「……ホントに?」
「……それが圭太の本心か?」
 縋るような眼差しのあこ姉とりこ姉とに問い掛けられ、俺はその答えをゆっくりと口にした。
「ああ。俺は、あこ姉のことも、りこ姉のことも大好きだ。その、何て言うか、愛してる」
 自身の言葉の響きに照れ臭さを感じながら、俺はあこ姉の唇を奪い、次いでりこ姉と口付けを交わした。顔を離した後で姉達に笑い掛けると、揃って頬に涙を伝わらせながら、力一杯しがみ付いてくる。
「ふえっ……圭ちゃん……ぐすっ……圭ちゃあん……ひぐっ……嬉しい……うえっ……嬉しいよおっ……うわああああああ~んっ!」
「ううっ……圭太ぁ……ひっぐ……圭太あっ……えぐっ……好きいっ……うぐっ……大好きいっ……ふえええええええ~んっ!」
 重なる泣き声を聞きながら、俺は二人の背中を優しく撫で続けた。
   ★★★
 気持ちを落ち着かせてから浴室に入ると、俺は姉達に自身の股間を念入りに洗うよう告げた。二人は並んで風呂椅子に座ると俺に向かって大きく脚を開き、洗浄液を染み込ませたボディスポンジで秘所全体を泡立てていく。その手の動きは徐々に妖しくなり、俺が自分の下腹部を洗い終えた時には、明らかな自慰と化して喘ぎ声までも発し始めていた。
「んだよ、俺は洗えって言ったんだぞ? 二人共完全にオナってんじゃねえか」
「んはぁ……だって圭ちゃんのオチンチンがすぐ傍にあるのにぃ……はふぅ……我慢なんか出来ないよぉ……」
「ふはぁ……圭太もっとこっち来てぇ……あふぅ……洗い立てのオチンチン確かめさせてぇ……」
 請われるままに椅子から腰を上げて近付くと、両者とも前屈みになって左右から舌を伸ばしてくる。予想通りの反応に俺は苦笑いしたものの、この場では好きにさせておくことにした。本心を伝えたことで性的行為に対する罪悪感は霧散し、長期に渡る抑圧の反動からか、好奇心も欲望も今まで以上に高まっている。それは恐らく俺だけに限らず、姉達にとっても同様だろう。流石に洗い場で処女を喪失させる気にはならないが、口での奉仕程度であれば大目に見てやるべきだ。
「おい、手の動き止まってんぞ? 自分の方はいいのかよ?」
「れるっ……だって圭ちゃんに気持ち良くなって貰う方が大事だもん。ふふっ……ろれっ……んちゅ……れろんっ……」
「れろっ……圭太が喜んでくれるなら、それだけで私達も気持ちがいいからな。んふっ……るれっ……ぴちゅ……れろおっ……」
 先刻射精している為に、肉棒は完全勃起していながらも、再臨界に到達する迄には幾分余裕がある。比較的安らかな気持ちの中で、俺はここまで尽くしてくれる二人に何か見返りを与えてやりたくなった。しかし、当人達に要望を尋ねたならば、恐らく性交以外の答えは返って来ないだろう。一頻り思案を続けていると不意に閃きが訪れ、俺は雁首に舌を這わせ始めた姉達に向かって問い掛けた。
「呼び捨てにしてもいいか?」
「れるぅ……ふえっ? 何?」
「はぷっ……んんっ? どういうことだ?」
「姉ちゃん達が俺のことを一人の男として見てくれるなら、俺も姉ちゃん達のことを一人の女として見ていきたい。だから、これからは名前を呼び捨てにしてもいいか? もし嫌なら――」
「ううん、そうして欲しい。家族であることとは関係なく、圭ちゃんの物って気がするもん」
「私もその方が嬉しい。もう私達は圭太の物なんだから、普段から命令口調でもいいんだぞ?」
「んなこと言われたら、本当に威張り散らしちまうぞ? 学校でもこうやって口でさせたりとか、裸にして後ろから入れちまうとか」
 その言葉にあこ姉は大きく身震いし、りこ姉は表情を蕩けさせた。次いで真顔になって俺を見上げ、何度も大きく頷いてくる。どちらかと言えば二人揃って加虐的な資質の持ち主だと思っていたのだが、どうやらその真逆であるらしい。
「んじゃ、あこ」
「あ、はいっ!」
「りこ」
「はいっ!」
「取り敢えずシャワーで泡落とせよ。早くみんなで湯に浸かろうぜ」
   ★★★
 浴槽に入った後で、俺達は互いの身体に自由に触れ始めた。バスタブに背中を預けて脚を伸ばしている俺に、あこもりこも当たり前のように覆い被さって抱き付き、片手で陰茎を弄びながら控え目な乳房を擦り付けてくる。俺は二人の尻を撫で上げながら交互に口付けを交わし、ちょっとした悪戯心から左右の中指を菊門へと押し付けた。
「きゃんっ、圭ちゃあん、そこお尻だよぉ」
「ひゃうっ、圭太ぁ、そこは汚いからぁ」
 そう言って身を捩りながらも、共に心地良さそうに目を細めている。
「けど、ここも俺の物なんだろ? 先々使えるように日頃から解しておかねえとな」
「んもう、圭ちゃんの変態。そっちに目覚めちゃったら、ちゃんと責任取ってよね?」
「でも考えてみれば圭太のパソコン、お尻でしてるのとかSMとかの写真ばっかりだしな」
りこの台詞に俺は一瞬身体を硬直させ、怖ず怖ずと質問を投げ掛けた
「……もしかして、保存場所に気付いてる?」
「私も知ってるよ? 圭ちゃんが留守の時にたまたま弄ってたら偶然見つけちゃったの」
「見られたくないフォルダに『受験勉強』とか『世界情勢』とか名前を付けるのは、多分逆効果だと思うぞ?」
「う、あ、えっと……」
「別に責めてる訳じゃないの。ただこれからは、写真見ながら一人でするんだったら、私達にして欲しいな」
「圭太がしたいんだったら、あの写真のようなこと、全部してくれていいんだぞ?」
 その申し出は有り難かったが、俺は速やかに話題を逸らすべく、以前から抱いていた疑問を口にした。
「そ、そう言えばさ、昔っからあこは俺の左側、りこは右側に寄ってくるだろ? 何か理由があんのか?」
「圭ちゃんの腋の下、こっち側の方が匂いが強いから」
「利き手で圭太のオチンチン触り易いから」
 即答かよっ! と思いはしたものの、確かに自らの異常性を省みる必要はなさそうだ。この二人が相手ならば性的行為のみに明け暮れたとしても、日常を排した分以上の満足感と快楽が得られることだろう。
「ねえ、圭ちゃん。そろそろお風呂出よう? お部屋に行ってちゃんとしようよ」
「圭太はさっき出したからいいけど、私達はもう我慢の限界だ」
「そういや、さっきのオナニーも途中で止めさせちゃったしな。んじゃ、出るか」
「うんっ。圭ちゃんの身体、私が拭いてあげる」
「あこは何でそう自分勝手なんだ? 私だって拭きたいに決まってるだろ?」
「じゃあ右と左で半分ずつね。タマタマも一個ずつ。それならいいでしょ?」
「ん、了解。なあ圭太、タオルで拭く代わりに舐めちゃダメか?」
 些細な事柄をも男女間の営みに変えようとする発言に、俺は首を横に振って否定の意を示した。
   ★★★
 脱衣所で身体を拭いて貰っている間、話題となったのは破瓜の場所と順番だ。前者はすんなりと俺の自室に決まったが、後者に限ってはどちらも譲らず、あこが一番、りこが二番という結論が出たのは二十分近く経ってからのことだった。但しそれには条件があり、俺の童貞を得られなかったりこに対しては、尻穴性交での優先権と三日間の宿泊デート権を与えてやらねばならない。尤もホテル代等については母さんが出してくれるとのことなので、俺の懐が痛むことはなく、その程度の取り決めで円満に解決するのならば願ったり叶ったりといったところだ。
 その後、俺達は裸のまま部屋へと戻り、ベッドの上に並んで腰掛けた。ほんの少しだけ会話を交わしてから左隣に座るあこを押し倒し、唇を重ねつつ乳房に触れ、その柔らかな感触を楽しみながら優しく揉み上げてやる。
「んっ……れろっ……ちゅっ……はふぅ、圭ちゃん気持ちいいよぉ……んむっ……れるっ……んちゅ……ぷはぁ、オッパイ気持ちいい……」
「もっともっと、気持ち良くしてやるからな」
 そう囁いて首筋に口唇を這わせ、少しずつ下へと移動させていく。鎖骨や腋の下を経て胸の先を口中に含み、舌先で繰り返し転がしてやると、あこは俺の身体にしがみ付いたまま四肢を小さく震わせた。
「ふはぁ……ヌルヌルってぇ……くふぁ……絡みついてくるぅ……やぁん……噛んじゃダメぇ……」
 硬く尖った乳首を甘噛みしてやる度に強張りが取れ、裸体はしなやかに乱れていく。太腿に手を置けば自ら脚を開き、薄い陰毛を指先で梳いてやれば自ら下腹部を押し当ててくる。その様は淫らでありながら、人と戯れている子猫のように愛らしい。程なく俺が湿った秘所全体を手の平で包み込み、痛みを与えないようにゆっくりと解し始めると、あこは喘ぎを深めて愛液を一気に溢れさせた。
「んふあっ……圭ちゃんに触られてるうっ……ふはうっ……私のアソコおっ……くはあっ……圭ちゃんが触ってくれてるよおっ……はふうっ……嬉しくって気持ちいいいっ……」
 悦びの深さを示すかのように淫蜜は粘りと量を増し、直接触れていない手の甲や手首にまでも纏わり付いてくる。その滑りを包皮から突き出した淫核に塗り付けてやると、あこはそれまで以上に大きく開脚しつつ腰を何度も跳ね上げた。全てはハウツー本で得た生半可な知識だったのだが、女芯への愛撫は殊更気に入ってくれたようだ。
「くふはあっ……圭ちゃんダメえっ……んはふうっ……そこ触られると私いっ……ふひはあっ……身体の力が抜けちゃうからあっ……」
「そことかアソコとかじゃ判んねえよ。ちゃんとクリトリスとかマンコとか言え。ついでに俺のはチンポな。ほら、言ってみろ」
 被虐的な資質の高さを確認する為にそう告げると、あこは即座に指示に従った。
「うくはあっ……クリトリスうっ……んくふうっ……クリトリスはダメえっ……かふはあっ……オマンコすぐに蕩けちゃうからあっ……」
「充分に蕩かしとけ。じゃねえと突っ込んだ時に痛えぞ? それとも俺の童貞チンポはいらねえか?」
「あはふうっ……欲しいっ……んふはあっ……圭ちゃんのオチンポおっ……くはふうっ……圭ちゃんの童貞オチンポおっ……」
 淫語を口にする度に、あこの表情に蠱惑的な影が差してくる。瞳の虹彩は鈍く、鼻孔は大きく開き、口の端から僅かに涎が垂れているのは肉情に溺れ始めている証だろう。その昂ぶりを頂きへと導いてやるべく、俺は身体を起こして両脚の間に座り直し、粘液に塗れた淫裂へと口を付けた。
「ふはひああっ……ペロペロってそんなあっ……あっ、あっ……くふぁああっ……オマンコ変になっちゃううっ……」
「れるっ……んれっ……れろっ……んむっ……ぢゅる……ずぢゅるるっ……」
「ひゃあ、あ、あっ……飲まれてるうっ……ふあっ、んああっ……私の圭ちゃんに飲まれてるうっ……あひっ、くっ、ううっ……嬉しくてイっちゃううっ……んくふああっ……私もうイっちゃうよおっ……」
 内腿の不規則な痙攣を横目に、膣口から止め処なく漏れ出てくる痴液を音を立てて啜り上げていく。対処し切れなかった愛蜜は幾筋もの糸を引いてシーツへと滴り落ち、周囲は失禁でもしたかのようにびしょ濡れだ。彼方此方から甘酸っぱい淫臭が立ち上り、その濃密な香りに酔いながら、俺は止めとばかりに肉豆に軽く歯を当てた。
「んひゃあああっ……クリ噛んじゃダメえっ……んあっ、あっ、ああっ……もうダメイっちゃうイっちゃうのおっ……うぐっ、ひああっ……んはああああああっ!」
   ★★★
 あこが恍惚の時を迎え、余韻を浸り始めるのを見届けてから、俺はりこの裸身に手を掛けた。そのまま挿入に至らなかったのは、なるべく平等に接してやりたいからだ。もちろん、脱衣所での会話の際に二人の許可は得ている。先ずは一度ずつ絶頂させてやり、後に二人を重ねて3Pという段取りだ。
 少しばかりあこから距離を離して乾いたシーツの上へ仰向けに寝かせると、りこは隣に寄り添う俺の手を取って自身の女性器へと導いた。そこは既に濃度の高い蜜液に覆われており、淫核までも硬く勃起させているようだ。
「ん? いきなりマンコからでいいのか?」
 俺が問い掛けるとりこは小さく頷き、うっとりとした顔付きで囁き掛けてきた。
「圭太があことしてるの見ながら弄ってたから、もう待ち切れないんだ。その代わり、いっぱいエッチなことを言ってくれ。圭太の声でエッチな言葉を聞くと、それだけで凄く昂奮するから……」
「別にいいけどよ。だったら場所を移動すっか」
 俺はりこの脚を大きく開かせ、局部の正面へと移動して胡座を掻いた。そのまま前屈みになって利き手を伸ばし、先ずは指で肉溝を繰り返しなぞってやる。
「はぁんっ……やっと圭太に触って貰えたぁ……んふあっ……嬉しくって溢れちゃうっ……」
「溢れちゃうって言うか、マンコ汁ダダ漏れになってんぞ? これだけでイけんじゃねえのか?」
「くはうっ……だってずっと我慢してた上にいっ……ふはあっ……二人のあんなの見せつけられたらあっ……」
「だったら特別に二回イかせてやっから、このまま腰振って自分からマンコ押し付けて来い」
 そう告げた後に思わず薄笑いを浮かべてしまい、俺は自身の加虐性が高まっていることに気が付いた。浴室での会話の通り、視界の隅に映るパソコンの中にはアナルセックスやSMプレイの実写データが大量に取り込んである。その殆どはインターネット上の専門サイトを巡って拾い集めた物で、自慰を行う際の性的対象として幾度となく観賞しているのは当然のことだ。自らの嗜好が一般的でないということは以前から理解しており、実際に異性と性的行為を行う折には隠し通そうと考えていたものの、その全てを受け入れてくれそうなあことりこの痴態を前にして抑制が効かなくなっているらしい。ほんの数時間前までは姉弟間の淫行をあれだけ拒んでいたというのにだ。
 しかし、嘘偽りなく本性を晒すのは決して悪いことではないのかもしれない。考えようによっては、それこそ真実の愛情と言えるだろう。父さんの発言を境に開放性を増した二人にとってはそれこそ望んでいたことなのかも知れず、実際にあこは淫語によって肉情を高め、りこは悦びの声を上げながら下半身を揺らし始めている。
「ふひはあっ……圭太の指気持ちいいっ……んくふうっ……オマンコとっても気持ちいいっ……」
 横たわったまま徐々に腰を浮かび上がらせ、りこは秘肉の擦り付けを少しずつ速めてくる。両手で乳房の先を摘み上げ、軽く捻り上げてもいるようだ。愛液は本気汁と呼んで差し支えない程に白く濁り、女芯は米粒大以上に大きく膨れ上がっている。声色や体臭、その他の反応から鑑みても、昇天間近と言ったところだろう。
「イく時はちゃんとオマンコイくって言うんだぞ? じゃねえと二回目は無しだかんな?」
「かふはあっ……オマンコイっちゃううっ……んくふうっ……オマンコイっちゃううっ……」
「偉いぞ。んじゃ、御褒美な」
 早々と指定の言葉を述べてきた応用力を褒め称え、俺は指の動きを加速させた。幾分深めに挿し入れて膣口の感触を確かめながら、もう一方の手をも添えて肉豆を優しく押し潰してやる。
「んひゃああっ……今クリ触られてたらあっ……くひふはあっ……すぐにイっちゃうイっちゃうからあっ……あひっ、くふううっ……オっ、オマンコイくううううううっ!」
 敏感な部分を指に挟まれたまま爪先立ちになり、りこは総身を幾度となく波打たせた。背中を弓なりにした状態でシーツを握り締め、断続的に短い声を上げてくる。
「ひあっ……ふぐっ……んっ……くっ……ふぁ……ああっ……」
「悪いけどよ、あんま時間掛けるとその分チンポが辛くなっから、このまま二回戦に突入な」
「くうっ……んぁ……え?」
 りこの両脚を持ち上げてマングリ返しの姿勢を取らせると、俺は目の前の股間へと武者振り付いた。
「あふひゃああっ……ちょっ、待っ、くふああっ……まだイってるからあっ……んぐふひいいっ……待ってってばああっ……うぐふひああっ……こんなのすぐにオマンコがああっ……あひっ、ふぐううっ……またイっちゃううううううっ!」
   ★★★
 それから十数分後。執拗に秘所を嬲り続けてやった結果、りこは喘ぎ声すら発しなくなった。だらしなく脚を開いたままシーツの上に裸身を横たえ、虚ろな瞳で何処か遠くを見つめている。破瓜直前の前戯としては充分だろうが、少々やり過ぎてしまった感は否めない。何しろ俺が数えていただけでも、十ニ回は連続で達していた筈だ。
「圭ちゃん、容赦なさ過ぎ。それにズルい。私は一回しかイかせて貰ってないのに……」
「簡単に何度もイくから面白くなっちまってさ。あこには後で腋の下たっぷり嗅がせてやっから」
「その時はオマンコもいっぱい触ってよね? でも、このまま始めちゃって大丈夫かな? ねえ、りこ、しっかりして、ねえっ。圭ちゃんがオチンポ入れてくれるって」
「あぁ……ぁ……ぁ……あぁ……ぁ……」
 頬を軽く叩きながらあこが呼び掛けるが、りこは掠れた呻き声を上げてくるばかりだ。
「先に始めてようぜ。その内、元に戻んだろ」
 俺はそう言ってりこの身体をベッドの端へと移動させた。正常位が可能なように位置を微調整した後で、あこを四つん這いにさせて正面から覆い被らせる。女性同士を向かい合わせて重ねるという、3P時特有の体勢だ。
「こうして見ると、何から何までそっくりだな。マンコの色とか形とかよ」
「ちょっとぉ、観察してないで早くしてぇ。私だってもう待ち切れないんだからぁ」
 言葉の通り、あこの淫裂は白く濁った本気汁に塗れている。内腿全体を濡らしているりこには及ばないものの、余韻に浸り切った後で自慰をしていたことは明らかだ。
「うーん、記念に写真撮っとくかなぁ?」
「そんなのいいから、って、何? りこ、気が付いたの?」
 発言に釣られて視線を移すと、あこは下から抱き付かれていた。りこは両腕をあこの腰に回し、脚同士を絡めて拡げさせ、そのまま小さく裸体を揺らしている。
「あんっ……ちょっと待って……くふうっ……そんなに乳首を押し付けられたら……んはあっ……クリも当たってるってばあっ……」
「あはぁ……ぁ……オマンコぉ……あぁ……ぁ……ヒクヒクぅ……ぁ……」
 どうやら多少は意識が戻ってきているようだが、未だ余韻を楽しんでいる真っ最中といった様子だ。突然あこを抱き竦めたのは、更なる快楽を探し求めてのことだろう。呆けながらも実の姉に複数の性感帯を擦り付けている様は、獲物を捕食している食虫植物のようにも見える。
「はぁんっ……もうりこってばあっ……ふはあっ……圭ちゃんどうにかしてえっ……」
「ったく、しょうがねえな」
 俺はあこの背後に近付くと、陰茎を掴んで上段の肉溝へと密着させた。そのまま亀頭部で淫唇を押し広げ、膣口の周囲に幾度となく先走り汁を塗り付けてやる。
「んくふうっ……ちょっ、圭ちゃんっ……ふひはあっ……助けてくれるんじゃないのおっ?」
「折角だからこのまましようぜ。マンコ汁も溢れてきてるし、多少は痛みも和らぐだろうしよ」
「あはふうっ……だってえっ……かふはあっ……だってえっ……」
「文句言ってる暇があったら、おねだりでもしてみろよ。このままもうちっと馴染ませたら、奥までチンポ突っ込んでやっから」
 淡々とした口調で告げると同時に、一物の先端を少しだけ膣内へと挿し入れてやる。入り口間近にあるという処女膜に触れないよう、注意深く浅い場所を擦ってやると、あこの声色は一層悩ましいものへと変化した。
「ふはぁあんっ……圭ちゃんのが入って来るうっ……んくはぁあっ……硬いオチンポが入って来るうっ……んあふうっ……オマンコ拡げられちゃってるうっ………」
「おねだりって言ってんだろうが。実況とか感想とかは後にしろ」
「くふはあっ……圭ちゃんの童貞オチンポでえっ……あはふうっ……私の初めて貰って下さぁいっ……」
「……まあ、合格ってことにすっか」
 鈴口を膣内に押し込んだまま、腰を少しずつ前へと進めていく。肉棒の先端はすぐに障害物へと辿り着いたが、然程硬さは感じられない。何より熱く火照った肉壁は侵入物をきつく締め上げながらも適度に柔らかく、加えて粘度の高い愛液を絶えず分泌させ続けている。下半身に幾らか力を込めるだけで膜は次第に抵抗感を弱め、代わりにあこの口からは悲痛な声が漏れ始めた。
「ひぎっ……つうっ……んんっ……くうっ……」
「おい、大丈夫か?」
「んくっ……うん……ううっ……思ってた程痛くないし……んうっ……ちょっと気持ちいいかも……」
「はあ? 痛えのが気持ちいいのか? どんだけマゾなんだよ」
「んあっ……だって相手が圭ちゃんだから……はうっ……ずっと圭ちゃんにして欲しかったから……ふあっ……オチンポ入れて貰えるだけで嬉しくて……」
 直向きなあこの台詞に俺は心と生殖本能を打たれ、そのまま一挙に男性器を埋没させた。途端に部屋全体に絶叫が響き渡る。
「んぎいいいいいっ! かはあっ……くうううっ……」
「あ、悪い。つい……」
「あううっ……もうっ……ひうっ……圭ちゃんの鬼畜ぅ……」
「だから悪かったって。んじゃ、抜くぞ」
「んはぁ……ええっ?」
「そういう約束だったろ? まずは二人の膜を破って、楽しむのはその後って」
「つっ……もうちょっとだけ……んっ……りこもこんなだし……くっ……圭ちゃんを身体の中で感じてたいから……」
「こんなとはどういう意味だ? そうやってまた圭太を独り占めにするのか?」
 前触れもなく会話に割り込んできたのは、それまで夢の世界を彷徨っていたりこだ。俺の位置からでは顔が見えず、四肢もあこに絡みつかせたままだが、口調は平素のものになっている。
「はぁ、はぁ……もう、りこってば……んっ……間が悪いんだから……」
「間が悪いのはあこの方だろう? 人が幸せな時間を満喫してたのに、耳元で大声なんか上げて……」
「だってあれは圭ちゃんが……くっ……いきなり奥まで入れるから……」
「と言うか、人がボンヤリしてる間に始めちゃってたんだな? で、もう処女じゃなくなったと。だったら次は私の番だろ?」
「もう平気なのか?」
「ああ、私のことは気にせず一気に奥まで入れてくれ。まだオマンコがフワフワしているから、今ならそんなに痛くはないと思うし、仮に辛くとも早く済ませてくれる方がいい」
「なら、まずは抜かねえとな。いいな、あこ?」
「ん……うん……」
 不満そうな返答に苦笑しつつ腰を戻して男根を引き抜くと、あこが再び声を上げた。
「はうんっ……くうっ……んはぁ……」
 ぽっかりと開いた膣穴は瞬く間に閉じてしまったが、周囲は破瓜の血で赤く染まっており、眺めているだけで痛々しい。見れば、俺の愚息も殺人現場の凶器のような色合いになっている。
「うわぁ……」
「ふぅ……はぁ……ん? どうしたの、圭ちゃん?」
「いや、何でもねえ。んじゃ、りこ。チンポ入れる前におねだり言ってみろ」
「おねだり?」
「うん。オチンポ下さいって。私も言ったよ?」
「そうか。じゃあ、圭太のオチンポで、私の初めて貰って下さい」
「それ、私が言った」
「二回目だと面白くも何ともねえな」
「そんなこと言われても、私だって初めてなんだぞ? それじゃ、えっと……」
 りこが考え込んでいる間に、俺は恐る恐る肉茎に手を添えた。血を見るのが嫌いな俺にとっては苦行とも言える行為だが、状況を考えればここは我慢するしかない。今すぐシャワーを浴びて洗い流したりしたら、後々まで文句を言われることだろう。
「私の処女オマンコを、圭太専用にして下さい。何時でも何処でも使い易いように、オチンポの形に拡げて下さい」
「何それ? 媚び媚びじゃない」
「俺的にはオッケーだ。このまま少し腰上げろ。あこは身体をもっと前へ」
 二人が指示に従うと、俺は肉筒の先をりこの牝穴へと食い込ませ、当人の希望通り一息で刺し貫いた。
「あくうううううっ! ひぁ、ああっ……くふううっ……」
「……根元まで突っ込んどいて言うのも何だけどよ、大丈夫か?」
「ふはあっ……平気だ……んくっ……入り口の所がピリっとするが……はふぅ……やっぱりそんなに痛くない……」
「とてもそうは見えないわよ?」
「耐えられそうもねえなら抜くぞ?」
「んっ……ちょっとビックリしただけだ……くっ……オチンポが一番奥に当たった時……はぁ……凄く気持ち良かったから……」
 確かに俺の愚息は今もりこの最深部に触れており、蕩けていながらも異物を絞り上げようとする膣壁とは別の、コリコリとした硬い感触が伝わってくる。恐らくはそこが子宮口なのだろう。事前に何度も果てていた為か、膣内はあこよりも些か狭く、子宮そのものが下りてきていると考えて良さそうだ。
「それってここだよな?」
 そう告げて微かに腰を動かすと、りこの口から甘い声が漏れてくる。
「んふぁ……そこもっとツンツンってしてぇ……あふぅ……当たる度に痛いのなんてぇ……ふはぁ……何処かに飛んで行っちゃうからぁ……」
「ちょっと圭ちゃん、それ私にもしてみてよ。オチンポで一番奥をツンツンって。ねえ、いいでしょ?」
「待て待て。これで二人共処女じゃなくなったんだし、一旦休憩しようぜ」
「くふぅ……止めちゃ嫌ぁ……はぁん……もっとオチンポぉ……」
「圭ちゃんしてぇ。オマンコの奥ぅ」
「血塗れマンコ二つも目の当たりにして、んな気になる訳ねえだろが」
 淫語混じりの合唱を耳にしながらも、俺は問答無用で男性器を抜き出した。
   ★★★
 各々が自身の股間の体液をウエットティッシュで拭い取り、あことりこの出血が止まっていることを確認した後で、俺達は川の字になって横になった。俺を挟んで左側にあこ、右側にりことといういつも通りの並び順だ。背中に当たるシーツは二人の愛液と血で湿り気を帯びていたが、壁時計を見れば既に午前二時を回っており、長時間に於ける性行為の疲労もあって今すぐ交換する気にはなれない。
「ねえ、圭ちゃん。お父さん達、矢っ張り気を利かせてくれたのかな?」
「……まあ、普通に考えたら、そうだろうな」
 風呂場から自室へ裸で戻って来れたのも、あことりこが自由気侭に喘ぎ続けていられたのも、全ては両親が不在であるが故だ。父さんと母さんは同じ外資系の商社に勤務しており、高給取りではあるらしいが残業は日常茶飯事で、週に三日は帰りが遅く、週末も殆ど家にはいない。数時間前の夕食の際も揃って業務を抜け出してきたとのことで、姉弟間の性交を強引に指示し、食後は速やかに職場に戻って行った。
 尤も、仕事を言い訳にしてホテルで抱き合ったりもしているらしく、今回もそちらの可能性が高いと俺は見ている。「父さんも母さんも、明日の夕方までは帰れそうにないから」と、尋ねてもいないのに言い残していったところが怪しい。
「お父さん達、今晩中に私達がこうなることを判ってたんだろうな」
 りこの言葉に、俺は適当に相槌を打った。気配りと言えば聞こえは良いが、全て見透かされているようで、気恥ずかしさを覚えると同時に少しばかり腹も立つ。
「そう言えば、お父さん達がいる時はどうするの? 私とりこのこと、呼び捨てにしてくれる?」
「んー、その辺は今まで通りでいいんじゃねえか? 学校とかでもよ」
「私は人前でも呼び捨てにされたいな。今更りこ姉とか呼ばれるのは寂しい気がする」
「あ、それは確かにあるかも。どことなく余所余所しい感じがしちゃいそう」
「あんま無茶言うなよ。急に態度変えたら、お前らとの関係が学校の奴等とかにバレちまうかもしんねえだろ?」
 俺がそう言うと、あことりこは横合いから抱き付いてきた。視線を向けると共に照れ臭そうに微笑んでいる。
「んだよ? 急にどうした?」
「だって圭ちゃんが、お前ら、なんて呼ぶから。遠慮が一切なくなった気がして嬉しい」
「ホントに圭太のオンナになったんだなぁ、オチンポ入れられちゃったんだなぁ、って実感が沸いてくる」
「……よく判んねえけど、だったら三人でいる時はこれからもそう言うか。今更姉ちゃん達とか口にすんのも妙な感じがするしよ」
「うんっ。名前を呼び捨てにする時も、もっと自分の物だって感じで呼んでね?」
「私はもっとキツい言葉でもいいぞ? 圭太に人前で肉便器とか呼ばれるのも、何か気持ち良さそうだしな」
 突拍子もないりこの台詞に苦笑いを浮かべつつ、俺は両脇の二人をそっと抱き寄せた。
「んじゃ、そろそろ再開すんぞ? 今度はあこが下、りこが上になってみろ」
   ★★★
「んはあっ……オチンポ気持ちいいっ……くふうっ……圭ちゃんの凄くいいのおっ……」
「ふはあっ……圭太もっとおっ……はふうっ……クリにオチンポいっぱい当ててえっ……」
 重なり合った秘所の間に陰茎を挿し入れて素股を始めると、ほんの数分であこもりこも嬌声を響かせ始めた。単に一人ずつ前戯をしてやるのが面倒だっただけなのだが、対処法として間違ってはいなかったようだ。混じり合った愛液は肉棒だけでなく俺の陰毛までもを濡らし、更なる領域拡大を求めてシーツの上に新たな染みを作っている。上下の淫唇は茎部を挟み込んで火照りを伝え、その柔らかな感触に硬く尖った淫核が彩りを添えており、俺は心地良さに浸りながら躊躇せず腰を速めていった。予定とは異なるが、このまま射精に至るのも悪くはない。
「はふあっ……圭ちゃん私いっ……んふうっ……もうオマンコイっちゃうよおっ……」
「くはあっ……圭太私もおっ……あふうっ……もうオチンポでイっちゃいそおっ……」
「このまま俺が出すまで我慢してろ。勝手にイったりしたら、暫く相手してやんねえからな」
「んくうっ……そんなの嫌あっ……あううっ……頑張るから早くうっ……ふうあっ……圭ちゃんも早く一緒にいっ………」
「あくうっ……圭太出してえっ……くううっ……早く私達にいっ……ひうあっ……オチンポに溜まってる精液掛けてえっ……」
「なら、お前らも協力しろよ。俺に合わせてケツ振ってみろ」
 そう告げた後、あこの内腿とりこの尻とを手の平で軽く叩いてやると、二人は下半身を揺らめかせ始めた。幾分ぎこちなくはあるものの、双子であるが故か動作は同調しており、肉溝を密着させたまま交互に腰を前へと進めては引き戻し、限界間近の一物を扱き上げていく。
「んひあっ……自分ですると尚更あっ……はううっ……気持ちいいのが止まんないいっ……くひあっ……圭ちゃん早くイかせてえっ……あひうっ……もうオマンコ限界だからあっ……」
「んくあっ……こんなのもう無理イっちゃううっ……はうあっ……圭太早く精液掛けてえっ……ひううっ……オマンコイきたいイきたいのおっ……くひうっ……オチンポと一緒にイかせてえっ……」
「んじゃ、三人で一緒にイくぞ? おらっ!」
「ひゃああっ……圭ちゃんの熱いいっ……んうっ、あっ、あっ……オマンコイくううううううっ!」
「んひゃあっ……圭太の精液いっ……あうっ、ひああっ……オマンコイくううううううっ!」
 俺の放出に合わせてあことりこは互いの身体に腕を回し、姉妹で抱き合ったまま全身を大きく波打たせた。献身目的の腰使いは不規則な痙攣へと変わり果てたが、それでも止むことなく牡の生殖液を自身の肉襞へと塗り込んでいく。
「ふあっ……うっ……んはぁ……圭ちゃんのヌルヌルぅ……くふぅ……オマンコに染み込んでくるぅ……」
「んあっ……んっ……くはぁ……圭太のまだ硬ぁい……んふぅ……クリに当たって気持ちいい……」
「ふぅ……取り敢えず出切ったか。で、こっからは一人ずつな」
 俺はそう言って、粘液の付着した肉茎をあこの膣口へと押し当てた。
   ★★★
 射精後ということもあって些か硬度不足かと思っていたのだが、あこの膣は俺の萎え始めた陰茎を簡単に呑み込んでいった。決して締まりが悪いという意味ではなく、事前に充分に解されていたということだ。尚且つ三人分の体液が潤滑剤の役割を果たしてもいる。膣壁は相も変わらずに一物を強く圧迫し続けているが、りこへの挿入時と同様に亀頭の先には硬い感触があり、軽く突いてやる度に不要な強張りが取れていくのが判る。当初は少しばかり辛そうに顔を歪めていたあこも、子宮口への打ち付けを開始してからは甘い声ばかりを上げており、最早その表情に苦痛の影は見えない。
「はうあっ……圭ちゃんのオチンポズルいよおっ……くふうっ……何でこんなに気持ちいいのおっ……うはあっ……こんなの知っちゃったら私いっ……んあうっ……どんどんイヤらしい女の子になっちゃううっ……」
「ふはぁ……何を今更ぁ……んふぅ……元々あこは私よりスケベだろぉ……はぁん……普段はムッツリだってだけでぇ……」
 ちなみにりこは現在、あこの上から移動して俺の隣に座り、結合部を見つめながら自身の秘所を弄っている。時折濡れた指先に舌を這わせ、精液の味を確かめては喘ぎを深めているようだ。
「少し前まで処女だったのに、もうマンコがいい具合に馴染んできてるしな。俺のザーメン付きチンポ、そんなに気に入ったか?」
「んはあっ……好きいっ……はふうっ……大好きいっ……くふあっ……圭ちゃんのオチンポおっ……あふうっ……圭ちゃんのザーメン付きオチンポおっ……」
「んはぁ……圭太ぁ……はふぅ……私にもオチンポぉ……あぁん……早くオマンコにオチンポ入れてぇ……」
「さっき言っただろ? 俺かあこのどっちかがイくまではこのままだって。もう少し待ってろよ」
 幸い本日は土曜で学校は休みであり、両親が帰ってくる夕刻までは存分に性行為を楽しむことが出来る。合間に休息や睡眠を挟めば、もう二、三回は精液を放つことが可能だろう。
「あはうっ……交代なんて嫌あっ……ふはあっ……もうずっとこうしてたいよおっ……はあうっ……圭ちゃんのザーメン付きオチンポおっ……んふあっ……オマンコ一杯に感じてたいのおっ……」
「くはぁ……そんなこと言うんだったらぁ……んふぅ……無理矢理にでもイかせてやるぅ……」
 りこは前屈みになり、正常位で繋がる俺とあこの股間へと腕を伸ばした。指の腹で淫核を摘み、クリクリと刺激を与えていく。途端にあこは腰を跳ね上げ、シーツを握り締めながら両脚を小刻みに震わせ始めた。
「ふひはあっ……りこダメえっ……あくふうっ……まだ嫌なのイきたくないのおっ……くひはあっ……お願いだから許してえっ……んはふうっ……オマンコ勝手にイかせないでえっ……」
「イ・ヤ」
「んじゃ、俺も少しスピード上げっか」
「ひゃううっ……圭ちゃんまでえっ……かふはあっ……イっちゃううっ……あふひうっ……こんなのすぐにイっちゃううっ……んくひあっ……オマンコイくううううううっ! ひあ、ああっ……んあっ……くふうっ……」
「なあ、圭太。このまま続けて何度もイかせて、足腰立たなくさせておこう。私の時に反撃されたら困るし」
「理由はともかく面白そうだな。だったら俺は子宮口責めといくか」
 俺とりこは笑顔で頷き合い、あこを悦楽地獄へと送り込むべく、指使いと抽送を更に速めていった。
「んぁああっ……そんな待っ……ふひゃああっ……まだ余韻がっ……あっ、あっ、んひうっ……くふぁああああああっ!」
   ★★★
[2010年09月24日] カテゴリ:【SS】conception×sis | TB(-) | CM(-)
プロフィール

桃汁

Author:桃汁

【ランス推しキャラ第1位】



【当所開設日】
・2013/09/29
・DTIブログ終了により移設
・旧開設日2010/09/22

【当所内容】
・BBSPINKエロパロ板投下済
 拙作二次創作SS改訂版
・拙作一次創作SS
・拙作二次創作SS
・その他

【二次創作SS注意事項】
・キャラ改変注意
・陵辱注意

【その他注意事項】
・ブログタイトルに偽り有
・TBは受け付けておりません

 悪しからず御了承願います

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